青森県知的障がい者協会々長(幸養苑々長)中村伸二先生には、1月コロナウイルス感染爆発のため、来福から切り替えて、青森からのズーム講演、ズーム希望事業所訪問・助言、ズーム座談会にて講演、指導等を頂きましたが、大きな反響を得ました。「障がい福祉の原点に立ち返る学びを得た。」「中村先生や当事者の方の熱い想いに触れる事で、支援者としての今後の自分について考えるきっかけとなった。」「行動障がいのある方やご家族の声や想いを通じ、自分たち支援者がそれぞれのポジションでどう役割を果たしていくか、様々な事業所や機関とどのようにネットワークを形成していくか、具体的に行動していきたいという思いを強くした。」等々の感想と、次回中村先生に直接講義頂きたいという声を、たくさん頂きました。よって、今年度後半にはなりましたが、下記の通り、中村先生に来福して頂いての研修を実施致します。「行動障がい等がある方への支援Ⅱ」(行動障がいではない、障がい者の方々への支援の向上にも必ずつながる学びとなります‼)というテーマで、1月のズーム研修の内容(当事者・家族の声、施設職員としての矜持、障がい特性と理解、事業者の使命、地域生活支援拠点事業の取組)を深掘りする形になりますが、それを以下、1つの観点と2つの発表をもって展開出来ればと思います。1つの観点は、今年この福岡の事業所「さるく」と神奈川の中井やまゆり園で起こった支援者による虐待事案に対し、我々支援者自身がどう向き合って、なにを変えていこうとするのかという事。2つの発表は、福岡の生活介護事業所「結(むすぶ)」の行動障がいのある利用者の願いを叶えたいという支援者のケース発表と、生きてきた歴史を通じて生活の辛さの軽減と豊かさの実現に向けた当事者の方の発表です。そこにからめながら、中村先生には、重度知的障がいや行動障がいのあるご利用者・ご家族等への長年の支援、又各地での講演や事業所への指導等の経験を元に熱く語って頂きます。
研修概要及び申込書➡4.8中村伸二先生研修Ⅱ案内