理事長あいさつ




理事長 枡田充生

令和4年7月


 新型コロナウイルス感染拡大が始まり、2年と5ヶ月。第6波が治まりを見せ始めてはいますが、様々な事業所でクラスターの発生も散見されている状況です。様々な方々が、新型コロナウイルスの感染対策に追われている事でしょうが、感染対策と共に今後の新型コロナウイルスとの共存についても、考えるときに来ているように思えます。
さて、令和4年6月21日の定時社員総会で、令和3年度の事業報告、決算報告、又、令和4年度の事業計画、収支予算書が承認されました。新型コロナウイルス感染拡大の波に覆われたここ2年間、地域との連携や利用者の方の社会生活支援に多大な影響を受けましたが、民間協としましても社員法人の皆さんと前に進んでいかなければなりません。
令和4年度の事業計画の中に、虐待防止についての、文言を入れさせていただきましたが、令和4年度からは、虐待防止及び身体拘束についての、運営規定への明記や、虐待防止委員会設置、虐待防止研修会への参加が義務化されました。民間協としましても、そのことに関する情報発信や、障がい者の方々の様々な課題について、行政等へ意見要望をタイムリーに行っていくこととしています。
人材確保については、福祉業界の大きな課題の一つになっていますが、少子化で、福祉関係の養成校の学生数減少が進んでいるとも聞きます。福祉の仕事の魅力を、合同説明会や、面談会を通して、社員法人の皆様と発信していきたいと思っています。
今年こそは、新型コロナウイルスが収束することを祈念し、令和4年度のご挨拶といたします。